公開シンポジウム「誰もがつながり合う共生のまちづくり〜演劇教育が創る未来のビジョン〜」12/14開催
札幌市は、誰もがつながり合う共生のまちづくりを目指した条例の制定検討を進めています。北海道大学リカレント教育推進部は、来年度、共生のまちづくりを実現する課題解決リーダーの育成を目的とした、社会人の学び直しのプログラムを実施する予定です。この学び直しのプログラムではオンデマンド講義を受講後、少人数のグループに分かれ「演劇」を創作します。
今回のシンポジウムには、作家・演出家の鴻上尚史さんをお招きします。鴻上さんには想像力を用いて他者の価値観を理解する力や、コミュニケーション力を養う演劇の取り組みについてお話ししていただきます。株式会社アイワード 代表取締役社長 奥山敏康さんにはパネリストとして「会社は社会の縮図」と題した情報提供を行っていただきます。
演劇が創るこれからの共生社会のビジョンについて一緒に考えてみませんか。
日時:2024年12月14日(土)14:00〜16:00(開場13:30)
場所:北海道大学クラーク会館大講堂(札幌市北区北8条西7丁目 JR札幌駅下車徒歩10分)
講演方式:対面・無料・手話通訳つき
定員:300名
申込
事前申込制 こちらのフォームからお申込み下さい
進行
14:00 開会挨拶 川本思心北海道大学リカレント教育推進部部長
14:05 鴻上尚史さん「コミュニケーションのヒント」
15:15 パネリストの情報提供
奥山敏康さん「会社は社会の縮図」
種村剛「課題解決を大学で学び直してみませんか」
15:40 質疑応答
15:55 閉会挨拶 山本文彦北海道大学理事・副学長
司会 佐久間泉真(弦巻楽団)
特別ゲスト講師
鴻上尚史氏
作家・演出家。愛媛県生まれ。1981年に劇団「第三舞台」を結成。これまでに紀伊國屋演劇賞、岸田國士戯曲賞、読売文学賞などを受賞。この夏には「朝日のような夕日をつれて2024」の公演を行い、演劇界のトップランナーとして走り続けている。著書に『「空気」と「世間」』『不死身の特攻兵』(共に講談社現代新書)、『君はどう生きるか』(講談社)、『親の期待に応えなくていい』(小学館Youth Books)、ブレイディみかこ氏との共著『何とかならない時代の幸福論』(朝日新聞出版)など多数。桐朋学園芸術短期大学名誉教授、昭和音楽大学客員教授、四国学院大学客員教授。
パネリスト
奥山敏康氏
株式会社アイワード代表取締役・株式会社共同文化社 代表取締役・一般社団法人 人を大切にする経営学会 北海道支部長・中小企業基盤整備機構北海道本部認定 中小企業応援士・第8回ものづくり日本大賞 ものづくり名人(北海道経済産業局長賞)。株式会社アイワードは1965年創業の札幌に本社と工場をおく本づくり専門印刷企業。障がいのある、なしに関わらず「共に学び、共に育つ職場づくり」に取り組み、1987年に「北海道社会貢献賞」、1991年に障がい者雇用において「労働大臣賞」を受賞。
種村剛
北海道大学リカレント教育推進部特任教授。2015年に科学技術コミュニケーション教育研究部門(CoSTEP)に着任後、演劇を用いた科学技術コミュニケーション実践を行い、2018年度 科学技術社会論・柿内賢信記念賞、2020年度 日立財団倉田奨励金を受賞。著書に奥本素子氏と共著『まだ見ぬ科学のための科学技術コミュニケーション』(共同文化社)。
主催・共催・協力
主催:北海道大学大学院教育推進機構リカレント教育推進部
共催:一般社団法人劇団弦巻楽団、公益財団法人北海道演劇財団、札幌市まちづくり政策局政策企画部ユニバーサル推進室、北海道大学ダイバーシティ・インクルージョン推進本部(五十音順)
協力:北海道大学高等教育推進機構国際教育研究部
事業
このシンポジウムは、札幌市の「令和6年度大学と民間企業等との連携による公益的事業の推進事業補助金」の採択を受けた「札幌市の劇団他と連携した演劇的手法による地域課題解決に取り組むプロジェクトマネージャー養成事業」の一環で行っています。
このシンポジウムは、北海道大学創基150周年記念事業の一環で行っています。