北大リカレント部南へ
北海道大学のリカレント部は2022年度に発足した、まだまだ「ひよっこ」の組織です。リカレント部のスタッフ3人は、他大学で先行して行われているリカレント教育の知見を獲得するため東京に向かいました。12月16日、最初に訪れたのは、東京工業大学田町キャンパスのキャンパス・イノベーションセンターです。東京工業大学は社会人アカデミーを開講しています。特に、企業で10年以上実務経験を持つ現場技術者向けの「製造中核人材育成講座」は、東工大ならではのユニークなプログラムだと感じました。次に足を運んだのは、四谷にキャンパスがある上智大学。上智大学プロフェッショナル・スタディーズは「実践知として発揮される教養」を掲げ、連携企業向けの国際通用性のある教養教育をベースにしたプログラムを提供しています。
翌17日の午前には、飯田橋にある東京理科大学を訪れました。スタッフは、駅に直結する東京理科大学オープンカレッジで、開講している社会人講座を受講しました。午後は、六本木の東京ミッドタウン・デザインハブを訪れ、多摩美術大学の、TAMA DESIGN HIGH SCHOOLを見学しました。デザインを「きほん」「まなぶ」「くらす」の三軸から学ぶプログラムの作り方は、今後のリカレント教育プログラムの設計に応用できると感じました。実際に足を運び、リカレント教育を提供する側がリカレント教育について学ぶ機会を得ることの重要性を感じた2日間でした。
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