実施報告:ささプロ演劇創作集中演習を行いました
2026年1月17日(土)・18日(日)の2日間に渡って、ささプロ(共生を支えるコミュニティマネージャー養成プログラム)の演劇創作集中演習が、札幌の小劇場、シアターZOOを会場に行われました。ささプロの受講生20名が集まりました。道外からこの日のために来札した受講生もいます。

演劇創作集中演習は、20本のオンデマンド講義と並んで、ささプロの必修科目の1つです。2日間で、受講生が中心となり、15分程度の作品を創作して、上演します。演劇創作の過程の受講生同士のコミュニケーションを通じた価値観のすり合わせや、合意形成、異なる立場を演じることで自己理解や他者理解を「頭で考えるだけではなく、身体を動かして」体験することが、演劇創作集中演習のねらいです。


20名の受講生は、5人一組の4グループに分かれて創作活動を行います。もちろん、演劇をやったことがないという受講生もいます。そのため、演劇創作集中演習では、各グループに2名の講師が入り、受講生の演劇創作をサポートします。講師は、札幌で実際に演劇活動を行っている経験豊富な実演家が務めます。

演劇創作集中演習では、いきなり創作には入りません。まずは身体を動かしてみたり、他の人と話したりして少しずつ、身体と頭をほぐしていきます。互いに顔を見て、一緒に活動することで関係性が作られ、安心して創作に向かうことができます。自然と参加者から笑い声が起こります。

創作グループに分かれて、演劇創作を行います。今回の演劇創作集中演習のお題は「ふつう」です。「ふつう」は不思議な言葉です。「みんなおなじ」で「あたりまえ」と考えられていることが「ふつう」と言われる一方で、みんなは1人ひとり違います。創作では「ふつうではないことがふつうなことなのでは?」「わたしのあたりまえは、あなたのあたりまえと違っている」といった言葉も聞かれました。共生社会のキーワードの1つ「ふつう」について、それぞれの思いが語られ、創作の種になっていきます。



2日目の午後に、それぞれのグループが創作した作品を発表しました。同じ「ふつう」がテーマでも、作品はそれぞれ違います。大人の発想の豊かさに驚くばかりです。


最後に振り返りを行い、2日間の演劇創作集中演習は無事に幕を閉じました。受講生のみなさん、そして、2日間のプログラムをしっかりサポートしてくれた、北海道演劇財団と弦巻楽団のスタッフのみなさん、ありがとうございました!
