ニュースダイジェスト

多様な科学技術人材の育成【リカレントニュースダイジェスト vol.6】

文部科学省の科学技術・学術審議会は、今後の科学技術人材政策の方向性を示す中間まとめを7月末に公表しました。本ニュースダイジェストでは、その中でもリカレント教育と深く関わる三つの人材、「研究開発マネジメント人材」「産学連携を推進する専門人材」「科学技術コミュニケーション人材」に焦点を当てます。

本まとめは、科学技術人材を研究者や技術者に限定せず、人文社会科学を含む幅広い層として捉え、国の科学技術・イノベーション政策の中核に位置づけることを基本方針としています。政策の柱としては、①人的資本投資の抜本的拡充、②多様な場での活躍拡大、③人材を支える組織・機関の強化の三点が示されました。

研究開発マネジメント人材、産学連携推進人材、科学技術コミュニケーション人材については、これまでの取組の成果を踏まえつつ、さらに新たな役割が求められています。すなわちそれぞれ、政府や大学における政策・制度改革の判断材料を提供する役割、大企業や大学の投資・知財戦略などの意思決定への貢献、そして政府への政策立案支援や企業の意思決定の後押しです。

なお本まとめでは、科学技術コミュニケーション人材育成の先進事例として、北海道大学のリカレント教育プログラム「科学技術コミュニケーター養成プログラム(CoSTEP)」が紹介されています。科学技術人材の育成は、研究・産業競争力を推進し、よりよい社会をつくる基盤です。私たちはリカレント教育を通じて、人材育成を今後も継続的かつ効果的に展開していきます。(文責:川本思心)

参照

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