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鴻上尚史さんから、ささプロにメッセージをいただきました

2024年度にリカレント教育推進部が開催したシンポジウム「誰もがつながり合う共生のまちづくり〜演劇教育が創る未来のビジョン〜」の特別ゲスト講師を務めた、作家・演出家の鴻上尚史さんから、ささプロ(共生を支えるコミュニティマネージャー養成プログラム)にメッセージをいただきました。

シンパシー(同情心)ではなく、エンパシー(相手の立場に立つ能力)を育む一番、有力な方法は、「自分以外の立場になってみる」ということです。分断と不寛容、不安が加速する時代に、「相手の立場に立って、相手が感じていること、求めていること」を知ることは、とても重要なことになります。演劇は、数少ない「自分以外の立場になる」機会です。演劇的手法は、きっと、参加者に有益な「気づき」と「可能性」をプレゼントすると思います。

鴻上尚史

鴻上さんは現在、新作公演『サヨナラソング〜帰ってきた鶴〜』の上演の真っ只中。大変お忙しい中、メッセージを寄せていただき、ありがとうございます。

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