報告:「ワインは北から」HBC赤れんがプレミアムフェストに出展
3連休の初日となる7月19日(土)に、道庁赤レンガの前にのびる北3条広場のステージにて、曾根輝雄教授(北海道ワイン教育研究センター・センター長)が「ワインは北から」と題してお話をしました。

北海道では今、毎年のようにワイナリーが増えています。これは北海道がワイン生産に適した気候になってきたことなど、様々な要因があります。北海道大学では北海道ワイン教育研究センターを2022年4月に立ち上げ、自治体やワイナリーと連携しながら、教育・研究活動を行っています。

2023年9月にオープンした北海道ワイン教育研究センター棟の紹介もありました。この建物は1901年に建てられた由緒ある建物で、それをリノベーションしたものです。建物には、実験室や、公開セミナーーを実施する部屋もありますが、なんといっても目玉は今年6月から始まった、テイスティング・ラボです。ここではソムリエの方のアドバイスをもらいながら、1,500円で3杯のワインを飲むことができます。
北大でのワイン研究や施設のお話の後、クイズも2問出題されました。正解者には、北海道大学の果樹園で栽培されたワインをつかって醸造された、貴重なワインがあたるとあって、会場はもりあがりました。


最後に曽根教授は、ワインは色々な観光・アクティビティ・人びとをつなげる役割をはたすものであり、北海道が元気になるきっかけにしたい、とお話しました。
本企画は、HBCが主催となるもので、リカレント教育推進部が企画立案をしました。リカレント教育推進部では、今後、北大のワイン研究に注目したプログラムを企画しています。今後の展開にご期待ください。
