8月24日(日)開催 上映会『ぼくが生きてる、ふたつの世界』/呉美保監督 特別講演 申込募集

札幌市は今年4月に「札幌市誰もがつながり合う共生のまちづくり条例」を施行しました。北海道大学大学院教育推進機構リカレント教育推進部は、今年10月に、共生のまちづくりを実現する課題解決リーダーの育成を目的とした、社会人の学び直しのプログラム「共生を支えるコミュニティマネージャー養成プログラム」(略称、ささプロ)を開講予定です。この度、本プログラムの実施に先立ち、上映会と呉監督をゲストに招き特別講演を開催する運びとなりました。
上映作品『ぼくが生きてる、ふたつの世界』は、耳がきこえない・きこえにくい親を持つ、耳のきこえる子ども「コーダ(CODA)」の葛藤を描いた作品です。今回は、本作の監督・呉美保氏をお招きし、映画に込めた想いや、異なる立場の人びとが共に生きること、映画監督の仕事についてお話ししていただきます。

お申し込みは先着順です。定員に達し次第、受付を締め切らせていただきます。多くの皆様のご参加をお待ちしております。
◇◆◇開催情報 ────────────
・開催日:2025年8月24日(日)12:30(開場)13:00〜16:30
・会場:北海道大学 学術交流会館 講堂(札幌市北区北8条西5丁目)
正門より入って左側2棟目・JR札幌駅北口より徒歩10分
・入場料:無料
・定員:180名(先着順)
◇◆◇申込方法 ────────────
・申込期限:8月22日(金)正午(定員に達し次第、受付は締め切ります)
必要事項をご記入の上、以下のGoogleフォームよりお申込みください。
https://forms.gle/7YjGgnfypHemHiRW9
◇◆◇プログラム詳細 ────────────
12:30 開場
13:00 開会挨拶
川本思心(北海道大学大学院教育推進機構リカレント教育推進部部長)
13:05 映画上映「ぼくが生きてる、ふたつの世界」(バリアフリー字幕付き)
〈story〉
宮城県の小さな港町、五十嵐家に男の子が生まれた。祖父母、両親は、“大”と名付けて誕生を
喜ぶ。ほかの家庭と少しだけ違っていたのは、両親の耳がきこえないこと。幼い大にとっては、
大好きな母の“通訳”をすることも“ふつう”の楽しい日常だった。しかし次第に、周りから特
別視されることに戸惑い、苛立ち、母の明るささえ疎ましくなる。心を持て余したまま20歳に
なり、逃げるように東京へ旅立つ大だったが…。
15:00 呉美保監督 特別講演会(手話通訳付き)
聞き手 種村剛(北海道大学大学院教育推進機構リカレント教育推進部特任教授)
16:00 北海道大学リカレント教育プログラムの概要説明
「共生を支えるコミュニティマネージャー養成プログラム」について
16:25 閉会挨拶
◇◆◇特別講演ゲスト ────────────

呉 美保 監督
三重県出身。大阪芸術大学卒業後、スクリプターとして映画制作に携わる。初の長編脚本『酒井家のしあわせ』がサンダンス・NHK国際映像作家賞を受賞し、2006年同作で映画監督デビューを果たす。『オカンの嫁入り』(2010年)で新藤兼人賞金賞を受賞。『そこのみにて光輝く』(2014年)で、モントリオール世界映画祭ワールドコンペティション部門最優秀監督賞を受賞し、あわせて米国アカデミー賞国際長編映画賞日本代表に選出される。続く『きみはいい子』(2015年)はモスクワ国際映画祭にて最優秀アジア映画賞を受賞。オムニバス作品『私たちの声』(2022年)では、8年ぶりに脚本も担当した短編『私の一週間』を監督。 9月5日には劇場最新作『ふつうの子ども』の公開が控えている。本作は9年ぶりの長編作品となり、上海国際映画祭コンペティション部門に選出されるなど、国内外で高い評価を得ている。
【主催(お問い合わせ)】
北海道大学大学院教育推進機構リカレント教育推進部
〒060-0817 札幌市北区北17条西8丁目
お問合せメールアドレス:Reh-office@grad.hokudai.ac.jp
Webサイト:https://reh.grad.hokudai.ac.jp/
※お電話でのお問い合わせはお受けしておりません。
【共催】
一般社団法人劇団弦巻楽団、公益財団法人北海道演劇財団、札幌市まちづくり政策局政策企画部ユニバーサル推進室、北海道大学サステイナビリティ推進機構SDGs事業推進部門(五十音順)
【協力】
シアターキノ
――この映画上映会と講演会は、札幌市の令和7年度大学と民間企業等との連携による公益的事業の推進事業補助金「札幌市の劇団他と連携した「共生を支えるコミュニティマネージャー」養成事業」の一環で行なっています。――