研究

弊部専任教員の種村特任教授が「大学におけるリカレント教育の展開」を公開しました

種村特任教授は、2025年2月に出版された、三船毅編著『政治空間における諸問題:有権者、政策、投票』の第4章として「大学におけるリカレント教育の展開:2000年代から2020年代の行政資料を対象とした概念分析」を分担執筆しました。
2000年代から2020年代の政府の基本計画、審議会の答申や報告書、白書、内閣総理大臣の発言記録などの行政資料を主な対象として概念分析を行い、日本の高等教育機関である大学で行われているリカレント教育の、政策上の位置づけと展開を明らかにすることを目的としています。大学のリカレント教育が「再チャレンジ」「一億総活躍社会」「人生100年時代」「人づくり革命」「地方創生」「デジタル田園都市国家構想」などの経済政策と呼応し、大学改革を伴い、導入・展開されてきたことを明らかにしました。

種村剛 2025「大学におけるリカレント教育の展開:2000年代から2020年代の行政資料を対象とした概念分析」三船毅(編著)『政治空間における諸問題:有権者、政策、投票(中央大学社会科学研究所研究叢書)』中央大学出版部, p.71-114.

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