実施報告:ささプロ開講特別ワークショップを開催しました
2026年10月25日(日)13:00〜16:20、北海道大学札幌キャンパス 学術交流会館第4会議室にて、共生を支えるコミュニティマネージャー養成プログラム(ささプロ)の開講特別ワークショップ「レゴ®シリアスプレイ®メソッドと教材を活用したオープニングワークショップ〜学びの目標をつくる〜」を開催しました。ささプロ第2期生の9名が参加しました。
ささプロの開講特別ワークショップの特徴は、レゴ®シリアスプレイ®(以下、LSP)のメソッドと教材を活用している点です。ファシリテーターは、LSPの専門のトレーニングを受けた、川本思心(北海道大学大学院理学研究院 准教授/リカレント教育推ユニット ユニット長)が、今回のワークショップ全体を設計しました。今回のテーブルファシリテーターは、ささプロ第1期の修了生3名が務めました。今回のワークショップは、ささプロの修了生である「共生を支えるコミュニティマネージャー」(ささマネ)が、実際に活動を行う場としての意味もあります。

ワークは6つのパートに分かれ、段階的に進んでいきます。まずは、レゴ®に触り、パーツをつなぐことに慣れます。次に、お手本にもとづいてレゴ®を組み立てました。自分が創作したレゴ®作品を使って、相互に自己紹介を行いました。創作と対話のステップを繰り返し、簡単なワークから次第に複雑なワークに展開していきます。


自己紹介の後は、本格的なワークに入ります。まず、それぞれが「こんな共生はちょっと違う」をテーマに、作品作りを行いました。共生が「強制」される状態は違うのではないか。共生は確かに望ましいが、唯一のゴールではないのではないか。そもそも共生のゴールはどこにあるのか。「共生」という言葉に対する、私たちのちょっとした違和感が、率直にグループで共有されていることが印象的でした。

次のテーマは「私にとって最高に心地よい共生」です。このテーマのポイントは「私にとって」、まずは自分自身が大事にしている価値を前提にして、ありたい共生社会の姿を考えます。心理的にも身体的にも誰もが安全でいられること、互いに相手を応援し合えるゆるやかな関係性などが「私にとって心地よい共生」を表す作品として示されました。

いよいよこれまでのテーマの集大成「私たちにとって最高に心地よい共生」です。各自の作った作品の大事なところを明らかにして、グループで共有して1つの作品にします。グループで話し合いながら創作することで、各人が大事にしていることがらの違いや、それらを1つの作品に両立させて表現することの難しさがみえてきます。最初は遠慮しあってなかなか自分の思いを伝えられなかった受講生も、しだいに打ち解け、一緒に作品を作ることを楽しんでいました。ささプロ第1期生も、テーブルファシリテーターとして、第2期の受講生の創作をサポートしました。


最後のワークは「今と違うささプロ修了時の私」です。LSPメソッドと教材を活用したワークショップでの体験を踏まえて、改めて、これから行なっていく、ささプロでの学びで、何を得たいのかを、改めてレゴ®の作品作りを通して言語化しました。
ささプロは来年1月に、2日間で演劇を創作する演劇創作集中演習を実施します。3ヶ月共に学ぶ仲間や講師、ラーニングマネージャーとのつながりもできた開講特別ワークショップになりました。